【スポーツ障害】ランナー膝(腸脛靭帯炎)への施術例【テーピング】

おはようございます。院長の只野です。

すっかり秋らしい天候になってきて、スポーツにうってつけの季節になりました。
今年は感染症も少しづつ落ち着き、数年ぶりにマラソン大会が数多く開催させるようです。

この記事ではスポーツ愛好家の中でも特にランナーの方に多いケガ、ランナー膝についてわかりやすく解説して、簡単にできるテーピングの貼り方もシェアさせていただこうと思います!

ランナー膝とは?

文字通りランニングによる使い過ぎによって膝周辺にでる痛みのことを総称してランナー膝と言います。膝周辺は痛みがでるポイントが多く、痛い部位によってそれぞれ細かい病名がついています。

・外側が痛い・・・腸脛靭帯炎
・内側が痛い・・・鵞足炎
・膝の下が痛い・・・膝蓋腱炎 

などなど・・・

細かく説明するとわかりにくくなってしてしまうので、ランナーの人が膝を痛めたら全部ひっくるめてランナー膝という呼び方をしている、という感じですね。

なぜなってしまうのか?

O脚や成長期のせいで腸脛靭帯が緊張していたり、太ももの骨の突出した変形がある場合、膝や股関節を曲げる際の骨と靭帯がこすれる摩擦力のせいで痛みが出てしまうのが一般的です。その他にもソールが薄い靴、硬い地面、長い傾斜の下り坂などで走ることが多いと痛めやすいです。

Case4:ランナー膝のテーピング(腸脛靭帯炎)

・40代女性ランナーの方
・ランニング終盤に痛みを感じて走り終わっても痛みが引かなかったので来院
・しゃがむ姿勢や膝の曲げ伸ばし、足を空中に持ち上げる動作で痛みがでる。
・膝の外側を触ると痛む

主だった症状はランナー膝の条件に当てはまっていました。

ランナー膝に対する施術を行った後、貼ったテーピングの写真がこちらです。自分でも貼れるテーピングですのでぜひ挑戦してみてください!

まずは膝を直角に曲げ、痛みの出ている場所がテープの中心にくるように置きます

横から見るとこんな形です。膝のお皿にテープが掛からないように気をつけましょう

テープの端を貼り、少しだけテープを引っ張りながら貼り進めていきます。最後に端を貼る時は引っ張らないようにしましょう

これで完成です!貼り終わったら曲げ伸ばしをしてみて痛みが軽減されているか、違和感がないかを確認しましょう

これ貼り方は教科書にも載るようなオーソドックスな貼り方で全部の症状に適応できるわけではありませんが、まずは試しに貼ってみて効果が実感できないようでしたらテーピングを貼ってくれるような接骨院に行って、患部の状態に合わせたテープを貼ってもらってください。

当院はテーピング施術には自信をもって施術しておりますので、テーピングでお困りの際はお力になれると思います。お気軽にご相談くださいね!

ただのサポート接骨院