みなさんこんにちは。院長の只野です。
本日は成長期によく起きる膝の痛み【オスグッド病】について簡単に解説をしていこうと思います!
・スポーツをやっている
・小学校高学年~中学生
・膝が痛い
これに当てはまっている方はぜひ最後までご覧頂ければと思います。
Case15:右膝のオスグッド病への施術
10代女性、剣道の練習中足を踏み出した時に膝下に痛みを感じ、翌日に当院へご来院されました。
・膝の下を押すと痛い
・膝を曲げ伸ばしすると痛い
・正座やしゃがむのも痛い。礼の時が大変
・練習始めは痛くて途中少し楽になるが、最後にはまた痛む
いろいろチェックさせてもらった結果オスグッド病の症状が発見できたので、超音波施術、マッサージ、ストレッチ、運動指導を行って最後にテーピング処置を行いました。
最後には『痛み10が痛み3まで減った感じ!』と大きな症状緩和を実感してもらえました。
そもそもオスグッド病とは?
太ももの前側の筋肉は股関節から膝の下まで伸びています。
この太ももの筋肉が繰り返し収縮すると、筋肉が付いている膝下の骨が上方向にグイグイと強制的に引っ張られ、この状態が続いてくると痛みや骨の膨らみが起こり痛みが出てきます。
主な症状としては
・痛み(運動時や膝を曲げた時に出てきます)
・膝下の骨の腫れ(ボコッと膨らんだり痛みや熱感を伴うこともあります)
・膝くずれ(運動中に膝がガクッとなり力が抜ける状態)
などがあげられます。
オスグッド病への対処法・予防法は?
まずはいったん運動を休止し、整形外科や接骨院にかかることをオススメします。
病院ではレントゲン、接骨院では超音波エコー検査などを行って患部の状態を観察します。運動を継続しながらでも症状が良くなるのか、休まないといけないのか、しっかり検査をしましょう。
オスグッド病の症状緩和のためにはストレッチが重要になってきます。
太ももの筋肉を伸ばすストレッチとして下の写真①②などが有名ですが、痛くてできないという場合も多いです。その場合当院では③のやり方をお伝えしています。
③は膝を曲げすぎないようにしつつ太ももの筋肉を伸ばすストレッチです。
①②よりも伸びている感じを意識するのが難しいかもしれませんが、痛みもでにくいストレッチです。太もものストレッチが痛くてできないという人は参考にしていただければと思います。
さいごに
オスグッド病は酷いものになると成長期の間ずっと痛みが継続し、学生時代の貴重な時間スポーツ活動が出来なくなってしまう事もあります。
症状が出始めのうちに病院や接骨院にかかることをおススメしますので、不安なようでしたら当院へもお気軽にお問い合わせくださいね!